アトピー性皮膚炎|改善と共に性格が穏やかになった

クライアントR君 男の子 1歳
担当ホメオパス麻野 輝恵
日本ホメオパシーセンター大阪本部センター長/HMA認定ホメオパスNo.1074
JPHMA認定ホメオパスNo.070/JPHMA認定アニマルホメオパスNo.A003
主訴皮膚疾患

タイムライン

出産前母、過呼吸症。ウテメリン、鉄剤(妊娠中)、カンジタで塗り薬使用。出産後、解熱剤。
0歳3264g。安産。ビタミンKシロップ服用。
1ヶ月脂漏性湿疹。2週間ほどで治る。
4ヶ月BCG接種。接種後全身に発疹。小さい白いイボのようなものが背中に3つ出来た。
5ヶ月細気管支炎で入院。激しい咳、高熱、目がうつろ。ステロイド、抗生物質。
7ヶ月全身にトビヒ。以降手首足首が酷くなる。

相談会の様子

1回目
2006/08/16
2006年1月初旬、BCG接種後体中に発疹、ステロイドも塗るが治らず。顔が特にひどく赤い状態。細気管支炎で5日間入院、点滴でステロイドと抗生物質、ステロイド・抗生物質の飲み薬と塗り薬も使用。性格がまるっきり変わってしまった。後追いが激しく母以外に行かない。痒いのか常に気難しく泣いている。以前はよく笑い陽気でほがらかだった。

R君が飲んでいた薬:
抗生物質、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤。母が飲んでいた薬:ウテメリン、解熱剤(乳腺炎)、鉄剤(妊娠中)

レメディー:
ウテメリンの害だし。母親以外には行かないPuls.恐怖にAcon.
2回目2006/10/04酷いときには1時間ごとに起きてかいていたが痒みは眠いときのみになった。Puls.で調子が良かった、痒くないのか快適に一人遊びをする。顔の赤みは引いてきた、お風呂が大嫌いだったが遊ぶようになった。他力本願だった(自分でできるが人にしてもらう)母が変化した。今まで辞めなかった喫茶店の仕事を辞めた、子供が大切だと思うので。

レメディー:
Cortis./Adren.コーチゾンの害だし、副腎の強化Lyc.耳の後ろの切れ、筋力の弱さ、消化器の弱さ
3回目2006/12/10前回のレメディー終了後に熱が出た。肌の調子は良くなっていた。一番酷いときの赤い汁が出た状態はなくなり、現在は皮膚の乾燥が酷い、膝があかぎれのようになっている。小麦、大豆、しょうゆも食べる。すごく食べる。母が見えないとだめ、常に自分を見ていて欲しい。

レメディー:
BCG.再度予防接種の害だしAntibio-D.抗生剤の害だし
4回目2007/03/28最終にはAlum./Formal.
予防接種の添加物Tub./Bac.
結核体質がベース、アレルギー

結論

皮膚の状態は落ち着きあまり痒がらなくなった。母親の顔や姿が現れないと不安になって激しく泣いたりする、いわゆる後追いもなくなった。乾燥が酷かったが皮膚の状態がよくなり普通の子供の皮膚になってきた。癇癪もなくなり性格も穏やかになり体も大きくなり食欲もある。ーにより、一時的な好転反応として、抑圧されていた体毒が発疹として体中に広がる。(慢性状態だったものが急性状態として発現)症状が腺の腫れとしても現れたが、腺のレメディーMerc-sol.で対処。やがて発疹は体上部から下部へと移動し(治癒の方向性)体毒を出し切って皮膚はきれいになった。痒みに良いマザーチンクチャーMT)Urtica urens Pet11が良かった。