動物:点滴と抗生物質の注射による痙攣、眼震が改善した

クライアントうさぎ メス 6歳
担当ホメオパス笹木 眞理子
日本ホメオパシーセンター名古屋本部・京都本部・大阪本部/獣医師
JPHMA認定ホメオパスNo.257/同認定アニマルホメオパスNo.A023
担当ホメオパス
主訴痙攣/眼震/斜頚
1週間前に食欲不振で動物病院にかかる。その日に点滴と抗生物質の注射をして帰宅後、痙攣と眼震が起こった。すぐに病院に行き、ステロイドをうつが改善しない。
友人からホメオパシーの話を聞き、ホメオパシー療法を受けたい。

タイムライン

5歳たまに、足の踏ん張り効かずによろめくことがみられた。
6歳食欲不振になり動物病院かかる。痙攣・眼震になる。
現在斜頚も出てきて、一向に改善しない。

症状の経過

07/07病院で点滴後
痙攣/眼振
07/10痙攣続き斜頚も見られるようになる
07/16ホメオパシー療法開始
レメディー飲ませた直後に好転反応、激しい痙攣が数回起こる
07/2620日から痙攣起きていない。右に傾いている程度になる
08/09斜頚もほとんどなくなる

相談会の様子

1回目
07/16
薬害を考えNux-v.や斜頚・痙攣のレメディーを選ぶ。レメディーを飲ませた後に好転反応、かなり激しい痙攣が数回起こった。
2回目07/2620日から痙攣は起きていない。斜頚もだいぶましになった。消化を助けるためにLyc.と感情のレメディーを追加する。
3回目08/09斜頚もほとんどなくなる。
点滴と抗生物質の注射による痙攣、眼震が改善した例

結論

うさぎは、犬のように毎年ワクチン接種をすることはないが、抗生物質などの感受性が高く、このように弱いところに急に症状を示すことがある。うさぎなど草食動物にとって腸内細菌叢は重要であり、抗生物質を使用する場合は十分注意しなくてはならない。