特定疾患・自己免疫疾患・シェーグレン症候群|由井寅子ホメオパシー博士

クライアント32歳男性
担当ホメオパス由井寅子
ホメオパシー博士/日本ホメオパシーセンター総センター長
JPHMA認定ホメオパスNo.001/JPHMA認定アニマルホメオパスNo.A0001
HMA認定ホメオパスNo.490/ARH認定ホメオパスNo.507
主訴28歳のとき特定疾患の『シェーグレン症候群』と診断された。ステロイド剤を摂るよう進められたが副作用が辛い

状況

  • 目の乾燥。目の周り、眉間、こめかみが疲れる。口の渇き。唾液がでない。喉がゴロゴロする感じ。
  • 7年程まえから口角炎で口角が切れやすくなる。
  • 疲れやすい。毎日、体がだるく動けないほど。寝込むほどの時もある。
  • 28歳のとき特定疾患の『シェーグレン症候群』と診断された。
  • ステロイド剤を摂るよう進められたが副作用が辛いとも言われ様子を見ていた。

考察

ホメオパスの考察クライアントを取り巻く環境として、長年、農家として農業に従事しており農薬の影響を考えられる事。また、果物栽培は親子4代に渡って続く家業であり、農薬の害を考慮にいれレメディー選択を行った
選択したレメディー(2007/03/30~ 複数回相談会受診)農薬を希釈振盪したレメディー、薬を希釈振盪したレメディー
神経サポート、Ph-ac(フォサック)、Merc(マーキュリー)など他省略

結果

相談会を受診し始めた当初の報告

相談会を受診し始めた当初の報告では、睡眠をとっても疲れが抜けきれず朝起きれない状況であったが、レメディーを摂った次の日はすっきり起きられる。摂らないと起きる事が辛くなると報告。また、好転反応として38度以上の発熱を数回、発疹、咳、鼻水、痰、舌に発疹。排泄に比例するかのように、徐々に口や目の乾きも改善、体の疲労感も改善しているとの報告。

始めての相談会から5年後の報告

始めての相談会から5年後、2012年の報告では、以前のような疲労感はなく、体調もよく、朝起きられない事は一度も無い。唾液がでなくてしゃべれないという事も無くなった。以前、物忘れは酷かったが、それも改善していると報告している。

シェーグレン症候群とは

特定疾患に指定されている難病。目の乾燥(ドライアイ)、口の乾燥、鼻腔の乾燥など、通常湿り気のあるはずの粘膜が乾燥する事を特徴とする疾患。

  • 目の症状では、涙が出ない為、目が痒い、痛い、疲れる、悲しくても涙が出ないなどの症状がある。
  • 口の症状では、唾液が出ない為に、常に口の渇きがあり、口の内が痛む、味がよくわからない、口が渇き過ぎて日常会話が続けられないなどの症状を訴える他、関節痛や疲労感など症状は全身に及ぶ。

様々な原因が重なった自己免疫疾患と考えられており、日本には約3万人の患者がいると推定されている。